TECH21 SansAmp:U.S.Steelレビュー [エフェクターレビュー]

前回が簡易レビューってことは今回は徹底的にやるのかといえばそれほどでもなく。

というわけで、前回に引き続きU.S.Steelの話です。

前置きしておきますが
実は私、恥ずかしながらあまりレクチの事を知りません。

スタジオではいつもMarshallかJCの前に歪みを置いていて
レクチはレンタルでたまーに使ったことがあるくらいです。
(この前スタジオで借りたときも全く使いこなせなかったし)

買った理由は好きなバンドがよくレクチを使うらしいと小耳に挟んで
たまたま安く売っているのを見かけて衝動買いしただけなので
どれほど似てるかみたいな話は基本的にできませんのであしからず

というわけで、今回は音源も録ったので早速いってみましょう。


まず、フェンダーのストラト。で録ってみた音源。

ちなみにアンプはアンプはVOXのCambridge。

1.ツマミのセッティングは全部センター


2.徐々にEQを上げる(LOW、MID、HIGHの順番)


3.CHARACTERの位置を7時に設定


4.CHARACTERの位置を12時に設定


5.CHARACTERの位置を5時に設定



1は全部のツマミをセンターにしています。

2はEQを順番に上げていますが、かなりレンジが広いようです。
ミッドブーストからかなり極端なドンシャリもいけます。

3,4,5はそれぞれCHARACTERのツマミの位置を変えています。
このツマミですが、文字通りアンプの性格みたいなもんです。
左に回すほどクランチに、右に回すほどモダンハイゲイン系な感じです。

これとDRIVEの設定がこのエフェクターの音作り最大の肝です。


なお、この三つはDRIVEを最初12時からスタートして後半で最大まで上げてます。



最初に鳴らしたギターがハムを乗せたレスポールだったので
クランチといってもけっこう太いし歪んでる印象だったのですが
ギターを変えるとまたちょっと違った感じですね。
思ったより音作りの幅は広いように思えます。


ついでにもう一本のギターでも録りました。

チューニングはDROP-Bでセッティングは下記。



SN3P0087.jpg

いわゆるわかりやすいモダンハイゲインだと思います。
ちなみに途中でスピーカーシミュレータもつけてみました。

おもいっきり偏見ですがなんだかマルチっぽくなりますね。
普通にエフェクターとして使用するなら
スピーカーシミュレータはあまり必要ないかも。


総評ですが、思ったよりも音作りに幅のあるエフェクターでした。
レクチの印象と言えばどうしてもいかつい見た目も手伝ってハイゲインなのですが
クランチっぽいのもいけます。

とはいえ、わざわざコレ買ってクランチ鳴らす人もあまりいないでしょう。

それとこれも重要なのですが、とても軽いです。
BOSSのコンパクトよりも軽いです。

年取ると重い物運べないのでこれは非常にありがたい。

サイズもBOSSのコンパクトより
少し横幅があるだけでとてもすっきり。

ボードの中でも場所を取りません。



というわけでTECH21 SansAmp:U.S.Steelでした。
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コメント 3

ginchanx_5150

クランチもいい音ですね〜。
ガッツりと歪んだ音もいいですし、、
これはちょっと試したくなりました^^/
by ginchanx_5150 (2011-06-19 19:05) 

TURKU

なかなかいい感じの音ですね。
しっかりと歪みながらも、音がつぶれている訳ではない。
そんな印象を受けました。
by TURKU (2011-06-19 23:04) 

緑茶

>>ginchanx_5150さん
クランチについてはギターの特性が大きい気がします
いわゆるカラっとした乾いたザ・真空管というよりは
歪んだザラザラした感じが強い印象です。

歪みの方はかなりしっかりしてますね。

>>TURKUさん
CHARACTERとDRIVE次第ですが
芯がしっかりある音もブーミーな感じも両方いけると思います。
by 緑茶 (2011-06-25 12:23) 

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